うさぎたちの状態と数

梅っこは目に怪我をしているうさぎが多数いて、中には目の機能を取り戻せないうさぎもいます。
かなり痛々しい状態にもかかわらず、現場に入る前、飼い主さんはケガをしているうさぎはいないと話していました。
隠していたのか、そう思い込んでいたのか、状況判断が出来なくなっていたのか、それは私たちには分かりません。
母うさぎが不明で、やせ細っていいる子うさぎが３匹いたのですが、そのうちの１匹は残念ながら現場からの移送中に旅立ってしまいました。
これからケアをして幸せな未来が待っていたのに助けきれない命が多頭飼育の現場に入るとどうしても出てしまいます。
とても悔しいです。
for the RABBITに来たうさぎたちのケアはしっかり行っていきます。

初回と２回目の訪問で確認出来た現場のうさぎの総合計は144匹です。
現場に入る前、愛護センターから200匹いると聞いていました。
１回目のレスキューでは聞いていたよりも少ないと思ったのもつかの間、2回目のレスキューでは初回見なかったうさぎが予想より多く発見されました。
女の子たちはみんなお腹がぽっこりしているのですが、それが妊娠しているのか、ドッグフードで変な太り方をしているのか、素人では判断が難しく、順次メディカルチェックの時にエコー検査で確認しています。
既に４匹の妊娠が確定しており、これからも増える見込みです。
これからの出産を含めたら最終的な総数はやはり200匹になりそうです。
現時点の数でも既にうさぎの多頭飼育崩壊では最大級の規模になります。
第一目標は現場からの引き上げですが、最終目標は幸せに暮らせるおうちを見つけることです。
現場からの引き上げたところが本当のスタートです。